【コラム】融資の裏側

 

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本ブログでは経営者のアイデア・チャンスに繋がる情報を発信して、皆様の経営をバックアップさせていただきます。
今回は“融資の裏側”についてです。

融資について、貸借対照表で重要視されるのは?

銀行が融資を決める際に最も重要視するのは、貸借対照表に表示される「純資産の部」です。
ただし、繰延資産や不良資産などは換金性がないため資産とはみなされず、純資産の部から役員への貸付金、繰延資産、不良資産を引いた「実質自己資本」が重視されることになります。

また、銀行はこれまでの税引後利益の積み重ねである「繰越利益」に注目するため、節税に励むあまり税引後利益を最小にすることは、融資のうえでは適切とは言えません。
融資と節税のどちらを優先させるかは、経営状態を考えたうえで慎重に検討する必要があります。

融資の申込み時期と面接について

決算期である3月と半期決算期の9月は、銀行もお金を貸し出して経営成績と収益を上げたいため、融資が受けやすくなると言われています。
と言っても、そもそも無理な融資が通るというわけではなく、例えば融資額が300万円から400万円に上がるようなものと考えておいた方がいいでしょう。

また、融資の面談の際には、決算書にあらわれた数字の背景を伝えることが重要なポイントとなります。
銀行からは売上が増減している理由や粗利の変化、その業界の状況、勘定科目の内容や売掛金、在庫などについて質問されるため、表面的に見るだけではわからない決算書の内容について、経営者ご自身が数字を把握し、詳しく説明することが大切です。

銀行による融資先の格付け

融資先の格付けは、金融庁のマニュアルによる債務者区分(正常先、要注意先、破綻懸念先、実質破綻先、破綻先の5つの区分)に担保の状況をつけ加えて行われます。

例えば、正常先で財務の内容が良好であれば、金利は安く、大きな金額の融資をしてくれますが、逆に格付けが低い場合には、金利は高く、融資額は減額されることになります。
このため、将来的に資金調達をする予定があるのならば、業績が好調なときに安い金利で融資を受け、必要なときまで手元に置いておくというのも経営上良い判断だと言えるでしょう。

このほか、銀行が重視することや決算書で気をつけることなど、融資の際の注意点は数多くあります。
決算書の作成を含め、融資に関して知りたいことや疑問をお持ちの方は、一度専門家にご相談されてみてはいかがでしょうか。

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